
当社グループは、各種プラント設備向けに製品やエンジニアリングを提供する「プラント向け工事・販売事業」をはじめ、基幹産業を主な市場とする「工業製品事業」、半導体産業に特化した「高機能製品事業」、自動車メーカーなどを主な客先とする「自動車部品事業」、ビルや住宅の建材を供給・施工する「建材事業」を展開していますが、これらの事業の領域は幅広く、さまざまな産業の発展に大きく貢献しています。さらに、これまでに培ってきた技術や経験を活かしながら、グローバル化を推進しています。
2018年9月期のセグメント別概況
当社グループの売上高は、前年同期比15.7%増の1,065億67百万円となりました。
一方、利益面では営業利益が116億82百万円、経常利益が122億8百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が82億85百万円と、それぞれ前年同期比22.1%、23.6%、22.7%の増加となりました。
セグメント別売上高の概況は以下のとおりです。
プラント向け工事・販売事業
石油精製・石油化学向けの需要が堅調に推移する中、船舶工事の大型建設案件の完成計上が寄与し、売上高は前年同期比25.3%増の330億61百万円となりました。
工業製品事業
ふっ素樹脂製品、無機断熱材の需要が堅調に推移したことに加え、環境製品の需要が高水準で推移したため、売上高は前年同期比10.2%増の228億57百万円となりました。
高機能製品事業
半導体製造装置の需要が高水準で推移したため、売上高は前年同期比20.8%増の132億45百万円となりました。
自動車部品事業
国内および海外需要が前期並みに推移したこと、および一部の連結子会社の決算期変更の影響を受け、売上高は前年同期比5.1%増の225億34百万円となりました。
建材事業
巻付け耐火被覆材の需要が増加したことに加え、フロアの大型物件の完成計上が寄与し、売上高は前年同期比18.2%増の148億66百万円となりました。