循環型社会への取り組み
産業廃棄物の増大は、最終処分場の不足や廃棄物による土壌汚染など、さまざまな環境問題を引き起こしています。こういった大量生産・大量消費・大量廃棄の社会スタイルをあらため、資源循環型の社会を形成することが必須課題となっています。
資源循環システムの構築
当社グループは、2030年度の産業廃棄物排出量を、2019年度(基準年度)比30%削減を目標に活動しております。廃棄物削減活動では、“廃棄物はムダの根源”と考え、廃棄物の発生源での抑制(Reduce)、再利用(Reuse)、再資源化(Recycle)を方針に掲げ、不良率の低減、生産性・歩留りの向上、工程内リユース、社内リサイクル、社外リサイクルを促進しています。
販売製品の回収・リサイクル
当社グループでは、ロックウール製品の産業廃棄物広域認定制度※の認定を取得し、お客様の工場や建築現場で発生するロックウール製品の端材の回収・リサイクルに取り組んでいます。
※広域認定制度とは、環境大臣の認定をうけて、自社製品が廃棄物となったものを広域的に回収し、当該製品の原材料として利用な可能な制度です。当社では、ロックウール製品のほか、セラミックファイバー製品、ケイ酸カルシウム製品の広域認定も取得しています。