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ソルベントクリーン概要

ソルベントクリーンの基本システムです。

処理ゾーン

①VOC吸着
VOCを含んだ空気は、ロータを通過することで、VOCが吸着・除去されて正常空気となります。

再生ゾーン

②VOC脱着&ロータ再生
VOCを吸着したロータは再生ゾーンに回転移動し、熱風(180~200℃)によってVOCが脱着・濃縮されます。 濃縮倍率は3~30倍程度です。

冷却ゾーン

③ロータ冷却と熱回収
ロータは暖められたままでは吸着能力が無いため、ロータを冷却ゾーンに移動させ、常温の外気空気または処理空気でロータを冷却します。同時に、冷却ゾーンを通過した空気は加熱されますので②でのVOC脱着用の熱風となります。

ソルベントクリーンの特長

  • 1

    低いランニングコスト
    で処理可能

    大風量かつ低濃度の排ガス処理に適しており、処理システム全体のランニングコストが低く抑えられます。

  • 2

    高浄化性能

    排ガスに含まれるVOC成分を最大99%まで除去可能です。

  • 3

    高濃度に濃縮可能

    排ガスに含有するVOCの濃度を3~30倍まで濃縮することが可能です。 (一般的に爆発下限値の約1/4が濃縮できる限界の濃度とされております。)

  • 4

    低圧力損失

    ハニカム構造体のため圧力損失(=通気抵抗)が低く、送風動力を抑えながら大風量の空気を処理できます。

  • 5

    有機溶剤を連続的に
    処理可能

    ソルベントクリーンは連続回転再生法ですので、バッチ式濃縮装置と比較して浄化効率の経時変化が少なく、連続して高い浄化性能を示します。

  • 6

    高沸点溶剤の処理可能

    大風量かつ低濃度の排ガス処理に適しており、処理システム全体のランニングコストが低く抑えられます。

  • 7

    不燃性

    ロータを構成する材料は全て無機材料であるため、不燃性です。

  • 8

    メンテナンスが容易

    ロータ回転式は構造がシンプルのため、メンテナンスが容易です。

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