A.カグスベールは、一般的に「すべり材」と言われるもので、家具を楽に動かすための便利グッズです。
A. 一般的に、家具と床との間に生じる摩擦よりも大きな力を加えると、家具は動きます。
カグスベールは、最も滑りの良い樹脂「ふっ素樹脂」を使うことで家具と床との摩擦を減らして、家具を動かし易くしています。
A. キャップタイプや重量用などのゴムを使っているタイプは、「ふっ素樹脂」と「合成ゴム」を使用しています。
使用している合成ゴムは、一般に良く使われているゴムで、カグスベールの種類によって、使用するゴムの種類や配合を変えて、 柔軟性や強度を調整しています。
丸型やフリーサイズなどの貼るタイプは、「ふっ素樹脂」と「両面テープ」を使用しています。
さらに、緩衝材として、丸型や角型、長方型には「ウレタンスポンジ」を、フリーサイズやビッグフリーサイズには「コルク」を使用しています。
A. カグスベールは、「フローリング」「カーペット」「畳」など、通常の家の床であれば、すべり材としてお使いいただけます。
ただし、「タイル」や「コンクリート」など、表面が硬くて凸凹しているような床では、すべり面の「ふっ素樹脂」が削られてしまいますので お使いいただけません。
A. 目安として・・・
軽い家具にご使用いただく丸型や角型、キャップタイプ等は、4点支持で、家具自体の重量が30kg程度までの家具を想定しています。 軽い家具に装着するカグスベールは常時装着を想定しているため、使用上の安全を考慮して家具自体の重量目安を30kgとしています。
重めの家具にご使用いただく重量用は、4点支持で100kg程度まで、プロ用は2本使用で200kg程度までを想定しています。
カグスベールは「ふっ素樹脂」を使って、家具と床との摩擦を減らすことで、家具を動き易くしているのですが、
摩擦は、家具の重量や接地面積、床の種類などによって異なります。
また、家具を移動させる時の力の大きさや力をかける方向なども、個人差がありますので、家具の重量が、想定重量より軽くても、
必ずしも動くとは限りませんし、逆に想定重量より重くても動く場合もあります。
A. カグスベールは、主に、ホームセンターでお取扱いいただいております。
ただ、どの商品を取り扱うかは、ホームセンターの各店舗ごとに決められることが多いため、同じ系列のホームセンターでもお取扱いいただいている種類が違うこともありますし、お取扱いのない店舗もございます。
お近くのホームセンターでお取扱いがなくても、別の店舗から取り寄せてもらえる場合もありますので、 お手数ですが、お近くのホームセンターにお問合せ下さい。
A.カグスベールは、傷付け防止材ではありません。
厳密に言うと、カグスベールに使用している「ふっ素樹脂」は比較的柔らかい樹脂ですし、合成ゴムやウレタンスポンジ、コルクが 緩衝材の役目を果たしますので、家具自体が床を傷付けるのをある程度は防ぐことができますが、床用樹脂仕上剤の拭き残しがある場合や、 ホコリや砂などが付着している状態でカグスベールを動かすと床に傷が付く可能性があります。
A.カグスベールは、防音材ではありません。
厳密に言うと、カグスベールに使用している「ふっ素樹脂」は比較的柔らかい樹脂ですし、合成ゴムやウレタンスポンジ、コルクが 緩衝材の役目を果たしますので、家具をそのままお使いになるよりは、カグスベールを取り付けた場合の方が、ある程度の 防音の効果はありますが、すべり材として開発したものですので、防音材ほどの防音効果はありません。
A.カグスベールには、免震効果はありません。
すべり材ということで、カグスベールに免震効果を期待される方もいらっしゃいますが、カグスベールを使うことで 常に、家具が倒れにくくなるということはありません。
命にかかわることですので、倒れる可能性のある家具には、カグスベールではなく、キチンとした転倒防止グッズで、 家具を固定されることをお薦めします。
A. カグスベールは、床暖房の床でもお使いいただけます。
厳密に言うと、ゴムを使っているキャップタイプなどは、全く問題ありませんが、「両面テープ」を使用している貼るタイプについては、床暖房の熱により、若干、接着力が低下します。
カグスベールの貼るタイプには、市販のものより、かなりグレードの高い両面テープを使用していますが、それでも 40℃程度から両面テープの粘着材が徐々に軟化して接着力が低下し始め、60℃を超えると急激に接着力が落ちます。
通常は、床暖房で床の温度が60℃以上になるようなことはありませんので、床暖房でもお使いいただけます。
A. カグスベールのフリーサイズ・ビックフリーサイズは、色々な形にカットして使うことができますが、小さくカットすればするほど、 接着面積も小さくなって取れ易くなりますので、家具の脚に合せて、できるだけ大きなサイズにカットするのがポイントです。
また、カットする際に、少し手間をかけて加工するとさらに使い易くなります。
角を丸くカットして、切り口を丸めることで、フローリングの目地や畳の目に引っかかりにくくなります。