コーポレートガバナンス

ニチアスグループは、経営の透明性、公正性、効率性を高め、企業価値を長期にわたり安定的に向上させることが経営の最重要課題と考えています。

コーポレートガバナンス

当社グループの企業価値の向上は、公正な企業活動によって社会的使命を果たし、ステークホルダーの皆さまの信頼と支持を得て初めて可能であり、コーポレートガバナンスの充実はそのための体制づくりの基本的な命題であると位置付けています。

当社の取締役会は、経営の透明性、公正性を高め、かつ経営上の意思決定を迅速に行うため、当社事業に精通した8名の取締役と、独立した立場から自由に提言できる2名の社外取締役で構成しています。毎月定例日に1回、必要な場合は臨時に開催し、経営上の重要な意思決定を行っています。2016年度は合計14回開催しました。このほか、取締役会を効率化するための審議機関として、取締役、常勤監査役、各本部を担当する執行役員により構成される経営会議を原則毎週開催しています。稟議案件の承認、全社的な業務運営や個別の重要案件を審議することで、機動的な意思決定が可能となる体制を構築しています。

また、当社の監査役会は経営監視機能の客観性と中立性を確保するため、それぞれ専門分野をもった社外監査役と常勤監査役によって構成されており、経営に対して積極的な意見表明を行っています。

さらに、内部統制については内部統制監査室が当社グループの内部監査を計画的に実施しています。2016年度は、社内15拠点(営業13、製造2)、グループ会社16社(国内7、海外9)を対象に内部監査を行いました。

当社はこれらの体制を構築することにより、経営の透明性、公正性、効率性を高めています。

コーポレート・ガバナンス体制図

コンプライアンス活動

当社グループは、企業経営を行ううえで、また社会の中で活動する一員として、多くのステークホルダーの皆さまと良好な関係を構築できるよう、法令・定款の順守はもとより、社会の良識、常識を踏まえたコンプライアンス活動に取り組んでいます。

活動の基盤は、毎月開催されるコンプライアンス本部委員会と3カ月に一度開催される事業場ごとのコンプライアンス支部委員会にあり、コンプライアンス違反につながりかねない行為の根絶を図っています。

2016年度は、定点観測という観点からおおむね3年に一度実施している従業員全員を対象としたアンケートを実施いたしました。また、階層別研修などを通じた教育や、通報窓口としてのコンプライアンスカウンターの啓発ポスターを掲示することに加え、社内ネットに「コンプライアンスポータルサイト」を設け、従業員全員に啓発資料を提供するなど、従業員の意識向上と、通報者が情報提供をしやすい開かれた体制づくりを積極的に推進しています。

そのほかにも、第三者機関による「総合通報窓口」も開設し、より透明性の高い体制のなかで、コンプライアンス経営を実践できるよう努めています。

リスクマネジメント体制

「断つ・保つ」の技術を基盤とした製品・サービスを安定供給することを社会的使命とし、リスクマネジメントの実践を通じて事業の存続・安定的発展を確保しています。経営上の重大リスクに直面した際には、緊急対策本部を設置し、全社一丸で即応できる体制を整えています。

知的財産の保護

当社グループでは、事業を展開していくうえで知的財産(知財)を重要なものとして位置づけています。

そのため、新製品開発や新規研究で創出した技術については、権利取得を積極的に推進し、技術の保護に努めています。新製品発売時には他者の知財権を尊重し、権利侵害がないよう適宜調査・確認を実施し、他者からの権利侵害については適切に対応しています。また、模倣品調査を適宜おこない、模倣品発見時には適切に対応することで製品ブランド価値の維持・向上および利用者の安全確保に努めています。

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