コーポレートガバナンス

ニチアスグループは、経営の透明性、公正性、効率性を高め企業価値を長期にわたり安定的に向上させることが経営の最重要課題と考えています。

コーポレートガバナンス

企業価値の向上は、公正な企業活動による社会的使命を果たし、ステークホルダーの皆さまの信頼と支持を得て初めて可能であり、コーポレートガバナンスの充実はそのための体制づくりの基本的な命題であると当社は位置付けています。

当社の取締役会は、経営の透明性、公正性を高め、かつ経営上の意思決定を迅速に行うため、当社事業に精通した8名の取締役と、独立した立場から自由に提言できる2名の社外取締役で構成しています注1。毎月定例日に1回、必要な場合は臨時に開催し、経営上の重要な意思決定を行っています。2015年度は合計14回開催しました。このほか、取締役会を効率化するための審議機関として、取締役、常勤監査役、各本部を担当する執行役員により構成される経営会議を原則毎週開催しています。稟議案件の承認、全社的な業務運営や個別の重要案件を審議することで、機動的な意思決定が可能となる体制を構築しています。

また、当社の監査役会は経営監視機能の客観性と中立性を確保するため、それぞれ専門分野をもった社外監査役と常勤監査役によって構成されており、経営に対する積極的な意見表明を行っています。

また、内部統制については内部統制監査室が当社グループの内部監査を計画的に実施しています。

当社はこれらの体制を構築することにより、経営の透明性、公正性、効率性を高めています。

注1:取締役会の構成については、2016年6月29日現在の情報を記載しています。

コーポレート・ガバナンス体制図

コンプライアンス活動

当社は、企業経営を行ううえで、また社会の中で活動する一員として、多くのステークホルダーの皆さまと良好な関係を構築できるよう、法令・定款の順守はもとより、社会の良識、常識を踏まえたコンプライアンス活動に取り組んでいます。

活動の基盤は、毎月開催されるコンプライアンス本部委員会と3カ月に一度開催される事業場ごとのコンプライアンス支部委員会にあり、コンプライアンス違反につながりかねない行為の根絶を図っています。また、定点観測という観点からの定期的な(おおむね3年に一度)従業員全員を対象としたアンケートの実施、階層別研修などを通じた教育や、通報窓口としてのコンプライアンスカウンターの啓発ポスターを掲示するなど、従業員の意識向上と、通報者が情報提供をしやすい開かれた体制づくりを積極的に推進しています。

加えて2016年度からは、より読みやすく、より身近に、という観点から「コンプライアンス綱領」の改編(第7版)を行い、また従来の通報窓口に加えて、第三者機関による「総合通報窓口」を新たに開設するなど、より透明性の高い体制の中で、コンプライアンス経営を実践できるよう努めています。

リスクマネジメント体制

「断つ・保つ」の技術を基盤とした製品・サービスを安定供給することを社会的使命とし、リスクマネジメントの実践を通じて事業の存続・安定的発展を確保しています。経営上の重大リスクに直面した際には、緊急対策本部を設置し、全社一丸で即応できる体制を整えています。

BCP(事業継続計画)への取り組み

当社グループは幅広い産業になくてはならない製品・サービスを提供しています。したがって製品供給が滞ることなく、継続的に事業活動をおこなっていくためのBCP対策は極めて重要な経営課題です。

災害発生時に製品供給が途絶えた場合のお客さまへの影響度合い、市場での重要性、他社製品も含んだ代替品への切り換えの可能性などを勘案し、対策が必要な製品の優先順位をつけ、対策を確実に実施することで、製品供給の確保に努めています。また、災害の発生時、企業活動を支える従業員の安全確保も重要な課題です。この2点をBCP対策の基本課題として、各種対策に取り組んでいます。


製造拠点の分散化事例
マレーシアへ移管した自動車部品「メタコート®」の製造工場


2013年、耐震性、非常時の電源確保への対策が強化されたビルへ本社を移転

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