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新製品「ブレイザー® Oリング-S2」発売のお知らせ

2016年10月24日

ニチアス株式会社は、300℃の蒸気、アミンに長期安定したシール性を示すパーフロロゴム「ブレイザー® Oリング-S2」を2016年10月24日から発売しました。

ブレイザー® Oリング-S2

これまでも当社は、耐熱性が差別化された「ブレイザー®ネクスト」、耐薬品性に優れた「ブレイザー® Oリング-A」、耐プラズマ性に優れた「ブレイザー® Oリング-FC」、「ブレイザー® Oリング-FE」などのブレイザー®シリーズをラインアップし、化学産業分野に関連する装置・機器や半導体製造装置メーカなどの過酷かつ多様化するニーズにお応えしてきました。

「ブレイザー® Oリング-S2」は、2015年10月に発売した耐蒸気用パーフロロゴム「ブレイザー® Oリング-S」の後継品です。当社にて新規開発したオリジナル架橋剤の使用でパーフルオロゴムの耐蒸気性、耐熱性、耐薬品性を飛躍的に高め、従来のパーフロロゴムやフッ素ゴムでは使用困難であった300℃の蒸気・熱水やアミンなどの求核剤環境下でも長期安定したシール性の実現を可能としました。短期間であれば320℃の飽和蒸気中でも使用可であり、圧縮破壊特性に優れ、急速減圧環境での使用にも適しています。

世界最高クラスの耐熱性と耐蒸気、耐薬品性の実現で、バルブ、ポンプ、ターボ機器、塗装機、遠心分離機、攪拌機、分析機器、反応炉、掘削関連機器など様々な機器・装置のメンテナンスコスト低減に貢献します。

従来、300℃といった高温環境下でのシールにはメタルガスケットの使用が推奨されていますが、メタルガスケットは振動などによるフランジの軽微な動きに対応することが困難です。これまでこのような箇所では、短期間での交換前提で現有のパーフロロゴムやフッ素ゴムなどの伸縮性や柔軟性に富むガスケットを用いてきましたが、交換回数の増加や耐熱性不足によるトラブルを慢性的に抱えつつも使わざるを得ない実情でした。また、化学産業やエネルギー市場では様々な機器・装置の稼動効率の向上や省スペース化のために高温の蒸気・熱水・アミンなどの求核剤に耐性のあるシール材への要求が高まっていました。

このような市場背景から、本製品により石油掘削関連機器や化学産業・エネルギー市場への新規参入、シェア拡大をはかり、2020年度には約10億円の売り上げを目指します。

なお、JIS規格、航空宇宙規格であるAS規格などに規定されているサイズのOリングを広く揃えます。また、Oリング以外の形状については商品名「ブレイザー® モールド-S2」を発売します。

本製品についての詳細はこちら

お問い合わせ先:工業製品事業本部(03-4413-1131)

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